介護福祉士の試験には筆記試験・実技試験の2つの試験があり、もちろんこの両方の試験に合格しなければなりません。
筆記試験に合格しても、その後行なわれる実技試験に落ちてしまえば、翌年はまた筆記試験から行なう必要があります。
そこで今回は、実技試験の練習に抑えておきたいポイントをご紹介致します。
介護福祉士の実技試験で最も重要なポイントは、完璧な介助や動きよりも、被介護者役の方に対する声掛けです。
この声掛けが疎かですと、どんなに完璧な動作が出来ていたとしても落ちてしまう可能性は十分にあります。
もちろん単に声をかけていれば良いという訳でなく、大きな声で聞き取りやすく声掛けを行なうことが大切です。
また、一度動きを間違ってしまって頭の中が真っ白になってしまうということが無いようにしましょう。
多少の間違いなら挽回できることが多いので、1度や2度程度なら間違っても大丈夫くらいの気持ちで挑むといいです。
自分の実技の練習を動画等で撮影し、客観的に見て直した方がいい所を見つけたり、実際の介護現場で働いている人と見比べてみたりするのもいいでしょう。